4/8 長柄

調子は悪くないのに、いまいち集中出来ない。

アップ1周後、2周目の登りスプリントを頑張ると次のねずみでかかりがいいので、いつも上げる事にしているが、反応が遅れて全く上げられず。

2周目のねずみ坂、しまちゃんかわして、奪取したけど、タイムはそれほど上がらない、2,35。


この日は、野獣が登りで目を覚ます!

ねずみ3本目、最後のストレートでブチ切られた!野獣山本に横から捲られるとまず勝ち目は無い。破壊神のダッシュパワーに気づいた時には遅いのだ。

故に4本目は、勾配が緩くなる区間を過ぎた最初の左コーナーからカチ上げる。スタミナ削減作戦。小学校前に差し掛かる辺りで後ろを振り返ると、しまちゃん、野獣に紫藤さんも付いてくる。ここから最後のストレートまで一気に踏み込むが、最後のストレートに入っても、野獣は怯まない。またもや一気に横からブチ抜かれる。最後はしまちゃんにも追い越され、結局頂上に到達する前に

すっかり気持ちがタオルを投げてしまった。


グライペル山本強し!


やれる男だよ、君は!

うかい、そうかい、次回はギミック無しだ!

横につかれても、最後の最後までかじりついてやる!


フリーラン。

端折って2本目の大仏通りの坂から。

320wくらいでペースで登る横からしまちゃんアタック、少し間を置いてボスと山本君が追いかけるのを見送りながら徐々に上げて行く。3人合流したのを確認したが、先の信号の様子見て無理に追いつかないでおいた。

青が見えた瞬間ダッシュで追走開始、オーバー気味にコーナーに入ったら、バイクが停止していて減速、無駄足使う。

振り返ったら重田さんも信号クリアしていたので、前を引いてもらうが、すでに終了気味の様子なので、1人で先を追うがなかなか差は縮まらず、結局最後の起伏に達した時には、すでに3人は最終スプリントに消えていた。


信号前で3人にブリッジするべきだったな。この3人を交差点左折してから追うんじゃ間に合わない。

信号ストップなどと姑息な事を考えるのはやめましょう!


練習後。

ニセコが予想外の早さで定員に達したため、我、哀れエントリー漏れ、今年前半の目標を失った自分にチームの宮古島エントリー組が、宮古に出ようと誘ってくれる。

嬉しいし、実際皆んなと行ったら絶対楽しいし、もちろん2つ返事でオーケーしたい。だけど、いやらしくもその日は富士ヒルの日。

今のオレに対ニセコ並みにトレーニングを追い込めるとしたら、そんなモン今の気分じゃおよそ見つからないけど、メクラ滅法ぶつけて返って来る壁は、富士ヒルくらい。

登りを鍛え上げるのは、沖縄で勝つ為には必須である。


対する宮古は、コースはど平坦、レースよりむしろ島の美しさとメンバーと過ごす時間が楽しみである。


ただし、仲間と戦う宮古の経験は、互いの実戦面から学ぶ事はもちろん、その後のメンタル面での強い支えになる事もある。こういう事って強くなる為には、1人での地道なトレーニングより重要だったりする。


富士ヒルをやめるなら必要な任務は責任持って成し遂げるのは大前提。


現状、爺王悩む。